み教え

浄土宗

宗名 浄土宗
宗祖 法然上人(1133〜1212)
総本山 知恩院
本尊 阿弥陀如来
経典 観無量寿経
無量寿経
阿弥陀経
所在地 京都市東山区新橋通り大和大路入ル

み教え

浄土宗の教えの基本は「西方極楽浄土へ往生すること」にあります。西方極楽浄土とは、阿弥陀如来が西方十万億土の彼方につくられた清らかな仏の世界のことです。

極楽浄土に往生し、そこで阿弥陀如来の説法を聞いて仏になるのです。

極楽浄土に往生するためには、阿弥陀如来の救いを信じ「南無阿弥陀仏」と唱えることが大切だと、法然上人は教えています。阿弥陀如来の救いを信じ、南無阿弥陀仏を唱えていると、心も体も清らかになり、人生を心豊かに生きぬき、死後浄土に生まれて仏さまになることができるのです。

浄土に生まれれば、いつまでも浄土に居られるのですが、仏さまとしてこの世に帰ってきて、まだ救われない人々を救うこともできるというのが浄土宗の教えです。

ご本尊と脇侍わきじ

唱名(お唱えの言葉)

ぶつ

浄土宗の正しいお仏壇の心得

お仏壇は、浄土の根本の仏さまである阿弥陀如来を安置するところであり、目に見えないお浄土を形に表そうとしたものです。私たちは、お仏壇を通して浄土を想い、浄土に触れせていただくのです。

お仏壇の前に座り、ご本尊を仰いで心静かに手を合わせるとき、私たちは阿弥陀如来をはじめ浄土の人々と対面し、その心に触れることが出来るのです。

そのためにも、お仏壇のお飾りを正しく行うことが大切で、それが阿弥陀如来を敬う気持ちの表れとも言えるのです。

お仏壇の種類や形について決まりはありません、従来より多く求められているが唐木(紫檀系、黒檀、ケヤキ等、緻密で堅牢な木目が美しい)仏壇です。

最近では住環境の変化で、デザイン性に優れたおしゃれな八木研の現代仏壇の人気も高く、都市型家具調仏壇も好評です。

お仏壇を求めることは、家庭に心の灯がともるめでたい事です。

お寺様に来て頂き開眼かいげん供養くよう(俗に、魂入れと言ってます)をお勤めしましょう。

ぶつとは

もとはインドの言葉ですが、全世界の衆生しゅじょうに呼びかけられているみ仏の言葉で深い意味が含まれています。「限りない智慧と限りない慈悲の如来様、あなたを信じたよりにします」と言う意味です。

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