真言宗
宗名 | 真言宗 |
---|---|
宗祖 | 弘法大師空海(774〜835) |
総本山 | 金剛峯寺 他 |
本尊 | 大日如来 |
経典 | 大日経 |
金剛頂経 | |
般若心経 | |
理趣経 | |
所在地 | 和歌山県伊都郡高野町大字高野山132 |
み教え
「即身成仏」とは生きた身のまま仏になることを教えの根幹にしています。真言とは、宇宙絶対の真理をあらわしたもので大日如来の説法、教えであり、それを心と体で体得することでこの身がそのまま仏になれると説かれている。
ご本尊と脇侍
唱名(お唱えの言葉)
南無大師遍照金剛
真言宗の正しいお仏壇の心得
お仏壇の中心となる須弥壇にはご本尊を安置し、その元に亡き人やご先祖様そのものである位牌をお祀りします。お仏壇は小さな寺院とも言われ目に見えない浄土を形に表そうとしたものです。
また、お仏壇をどこにお祀りしなくてはならないという決まりはありません。
仏間や和室に限らず、手を合わせやすい場所に安置します。さらに、お仏壇の正面をどの方角に向ければ良いか気にされる方がいますが、あまり気にする必要はありません。なぜなら、諸仏は方角を選ばず、あらゆる方角にいらっしゃるからです。
お仏壇の種類や形について決まりはありません、従来より多く求められているが唐木(紫檀系、黒檀、ケヤキ等、緻密で堅牢な木目が美しい)仏壇です。
最近では住環境の変化で、デザイン性に優れたおしゃれな八木研の現代仏壇の人気も高く、都市型家具調仏壇も好評です。
お仏壇を求めることは、家庭に心の灯がともるめでたい事です。
お寺様に来て頂き開眼供養(俗に、魂入れと言ってます)をお勤めしましょう。
南無大師遍照金剛とは
大日如来の化身である弘法大師に帰依しますの意。大師とは真言宗の開祖弘法大師・空海のこと。遍照金剛とは真言宗における教主、大日如来の別名。真言宗で唱えられる最も短いお経。真言宗では、空海とは大日如来が人々に自らの教えを伝える為の化身とする。つまり「大日如来の化身である弘法大師・空海様についていきます。」という意味。